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​森教室について

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すべての体験がたからもの

自分がおもちゃ、自然がおもちゃ

大久野幼児園には、遊具がほとんどありません。

そのかわりに、子ども達には動かせば動かすほどたのしい“丈夫なからだ”と“むき出しの自然”があります。

みんなでお山にのぼるだけで「たのしい」。

川でめいいっぱい遊ぶだけで「たのしい」。

歌をうたうだけで「たのしい」。

雪の中にワ~っと倒れこむだけで「たのしい」。

おもちゃなんていりません。

自分のからだがおもちゃになるのです。

子供達はみんな、虫博士、植物博士です。

男の子も女の子も、カエルやとかげ、虫やへび(!)をつかみます。

虫捕りは、今もむかしも変わらない、園児たちの遊びのひとつ。

今日はいったいどんな生き物がいるか、地面や木をじ~っと観察することも、遊びなのです。

遊びの中でみつけた花や葉っぱを大事そうに摘んでくる子。

拾った木の枝で工作をはじめる子。

蝉の脱け殻や、どんぐり、虫の卵からモグラの穴まで(!)自然は子どもたちにとって、おもちゃであり、宝物であるのです。

遊具がほとんどないということが、大切なのです。

「なにもない」という状況が、「なにかをつくりだす」ために、子どもの想像力を引き出します。

きらきらしたおもちゃがないから、虫や植物に心が向かっていくのです。

ここには、退屈を知らない子どもたちがたくさんいます。

自分のからだと、自然があれば、あとは「生きている」だけでたのしいのです。

自分だけがたより

自然の中では、どうやら人間の杓子定規がはずれるのです。

普段どれだけ聞き分けがいいかや、お遊戯の出来不出来など関係なく、自然はどの子にも平等に「よろこび」と「試練」を与えます。

 

山の中では、自分の足だけがたより。

前に進むには、自分の足で歩くしかありません。

車もないし、だっこしてくれる大人もいない。

そんな中で子どもたちは黙々と山道を進みます。

時には「つらい」こともあります。

そんなときは、子どもたちの心から、自然と「はげまし合う」心が生まれます。

健脚な子は遅い子の手を引きに行きます。

「がんばれ!がんばれ!」お友だちを応援します。

自分もつらいけれど、「みんなもつらい」ということを知っている子は、やさしいんです。

お山はこどもたちの心の中に“やさしさ”を育みます。

お山の中では、誰一人、けんかをしたことがありません。

みんながみんな、「よろこび」と「つらさ」を共有する“仲間”なのです。

強い子も、そうでない子も、みんなが同じ“仲間”だという気持ちは、ひょっとしたら、現代の大人社会に欠けていることかもしれません。

月曜日はお山の日

森の教室では、毎週月曜日はお山の日。
リュックサックにお弁当とおやつ、雨カッパを入れて、近くのお山に出かけて行きます。
雨の日も、雪の日も、出かけるのが基本です。春・夏・秋・冬、折々の自然に触れていきます。

春は、羽村の堰へチューリップを見に行ったり、古い桜の木に会いに、お寺を訪ねることもあります。
五日市のつつじや、玉の内のしょうぶ園、深沢のあじさいなども見に行きます。
夏は川でおおはしゃぎ。秋は芋ほりをしたり、古い銀杏の木に会いにお寺へ行ったりもします。
冬の山も、落ち葉を踏むと音がしたり、雪の上に動物の足跡を見つけたり!他の季節とは違った味わいがあります。

ところで、お山に行くまでの間、アスファルトを歩いていると、子どもたちは“浮かない顔”をしています。
歩調もおそくて、中には弱音を吐く子も。「お山へいくのがイヤなのかな?」と思いきや、違うんです。
どの子も、お山の道に入った途端、ニコニコ笑顔になって「きゃ~!」っとはしゃぎ出します。
アスファルトよりも土がむき出しになった道の方が、歩いていて疲れないということを、子どものからだはよく知っているのです。
それから、アスファルトの上で転ぶと痛いけれど、お山の中では痛くないことも、こどもたちは知っています。
どんなによく歩いた帰り道でも、お山の中だと、みんな「きゃぁ~」と声をあげながら走ります。
お山はまるで、遊園地です。下り坂は、“自然のジェットコースター”。みんな大胆に転びながら駆け下ります。
ちょっと急なら“すべり台”に。
お尻をついて滑っていきます。
つるがあれば、ターザンごっこ。「あ~ああ~!!!」と叫びながら楽しそうです。
枯れ葉のプールがあれば、みんなでダイビング!枯れ葉にうもれて気持ちよさそう。
雨の日は、ぬかるんで歩きにくいけれど、そこがまたたのしみのひとつ。
水たまりは「宝の山」。みんなでしゃがみ込んで、生き物探しが始まります。

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​森先生紹介

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​森の教室の楽しい先生たち

​たなか のりこ

​田中 則子 園長先生

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​準備中です

​子ども達の先生

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​森田先生

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​夏美先生

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​お山の先生

星野さん

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​虫の先生

​杉村さん

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体操の先生

​栗原先生

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​和子先生

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​遠藤先生

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森の教室 園歌

ピンクの じゅうたん なみきみち
みどりの はっぱも すてきだね
カエルも ちょうちょも ともだちさ
たのしい たのしい おおぐのようじえん

はだかんぼうの かわあそび
おおきな こえ かけめぐる
セミの ふかは きれいだよ
きらきら きらきら おおぐのようじえん

でこぼこみち うんどうかい
おやきの パックン がんばるぞ
やまでは いちょうの おふとんだ
げんきな げんきな おおぐのようじえん

ふゆでも えんしゃは そらのした
いちりんしゃもじょうずだよ
おえかき むかしうた とくいだよ
みんなの みんなの おおぐのようじえん

​森の教室ってどんなところ?

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​親御さんの感想

受け継がれる森の教室

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​60年のあゆみ

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